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名古屋から見える南アルプスの山々

南アルプスでは、まず、撮影できた標高 2800m以上のピークが存在する範囲についてカシバード画像を示し、次いでエリア別に見ていきます。

カシバード画像

荒川岳から赤石岳

荒川岳は、悪沢岳(国土地理院の地形図では「東岳」。標高 3141m)を主峰とする山群の総称で、カシバード画像では、悪沢岳と中岳がほぼ重なって見え、
そのやや右に前岳が位置しています。現在名古屋から見える南アの三千メートル峰では一番遠く、悪沢岳までの距離は 123kmになります。赤石岳は、
その山名が山脈名の由来となっているように、南アの主峰的存在です(因みに南アの最高峰は 3193mの北岳で、これは名古屋からは見えません)

荒川・赤石・聖

名古屋から見える南アの三千メートル峰三座が、この写真に入っています。中盛丸山や兎岳といった有名とは言い難い山も、一応山名表記しておきます。

赤石・聖・上河内

名古屋から見える南アにおける標高 2800m超えのピークで一番南に位置するのが上河内岳。中央に写っている聖岳の端正な姿が印象的です。
余談になりますが、北斎が、『富嶽三十六景』の「尾州不二見原」(樽の中に山が見えている絵です)で、聖岳を富士山と誤認したことは、今では
定説となっています。北斎が描いたとされている、現在の名古屋市中区富士見町付近からは、南アルプス南部、具体的に言えば、中ノ尾根山( 2296m)と
黒沢山( 2123m)とを結ぶ標高 2000m超えの稜線に阻まれて、富士山は見えません。その一方、そこからは、猿投山の左に、丁度うまい具合に聖岳の
ピラミダルな姿を望むことができます。参考までに、富士見町から見た聖岳のカシバード画像を示しておきます。